ニンテンドーダイレクトで発売が発表された様子は、最大で53万人に視聴されていたらしい。
それがNINTENDO SWITCH2専用ソフト・カービィのエアライダーだ。
20年以上前にゲームキューブで発売された『カービィのエアライド』の続編であり、当時小学生だった平成一桁ジジイとババアは色めき立った。
学校が終わるとすぐ友達の家に集合し、小さなブラウン管テレビの前に座ってやりこんだ思い出のゲーム。
しかも今度はオンライン対戦も可能だ。
小学生たちの放課後を彩っていたゲームが、最新ハードで蘇る。
はたして発売日からしばらくは盛り上がった。
当時からコントローラーを握っていた配信者たちはこぞってプレイし、YouTubeにはエライダーのロゴを冠したサムネイルが溢れかえった。
我々もすぐに購入し、ウエライドを競馬にするウエケイバなる遊びも発明した。
あれから数か月。
Xでこんな投稿が目に飛び込んできた
プレイ人口が減っているらしい。
公式で同時接続人数が発表されているわけではないが、オンライン対戦で全然マッチしないようなのだ。
ただこれはタイミングの問題であると筆者は考えている。
ゲームの売上を定点で観測しているサイトによれば、2026年1月の『カービィのエアライダー』発売本数は6万本以上。一週間に1万本は売れている。
数字は嘘をつかない。
筆者はエアライダーを起動し、クイックレースにもぐってみた。
「なんだ、マッチするじゃないか」
ものの数秒でプレイヤーが揃い、すぐにマッチが始まった。
どこの誰が広めた噂かわからないが、オンライン対戦をする上で過疎化は感じない。
もしかすると高ランク帯ではマッチに時間がかかるのかもしれないが、それはどのゲームもそうだ。
あと時間帯にもよる。
エアライダーはカジュアルに遊べる優秀なレースゲームだ。
正直何が起こっているのかわかりにくい部分もあるが、それでも派手なエフェクトとシンプルな操作で十分に楽しめる。
ただその場に集まって遊んだ方が盛り上がるだろうなという印象はある。
この手のゲームは、オンラインで顔の見えない相手とやるよりも、同じ空気を共有しながらプレイする方が楽しいものだ。
かつてインターネット老人会の面々が子ども部屋で熱中していたのは、まさにその時間だった。