二日目となる金曜日。会場に入った瞬間、eスポーツの最高峰とも言える光景を目の当たりにした。
「テーマパークに来たみたいだぜ テンション上がるな〜」

大和ハウスプレミストドーム(旧:札幌ドーム)に張り巡らされたApex Legends世界大会のポスターを見て、筆者はそう思った。
1月16日(金)、お邪魔した日はAPEX LEGENDS世界大会、通称ALGSのグループステージ。DAY2となる当日だったが、全国から押し寄せるファンの凄まじい熱気で、札幌の寒い冬の雪が少し溶けるような気さえした。

「あ、eスポーツのイベントですね?1000円いただきます」
駐車場のおじいちゃんは、多分まだ言い慣れていないであろう「eスポーツ」という言葉を口にしながら、私に駐車券を渡した。
今は日本ハムファイターズを北広島に失い、コンサドーレ札幌の本拠地として稼働しているプレミストドーム。だが、おじいちゃんからしたら「ビデオゲームの大会」に人が集まるなんて、きっと不思議な話だろう。
再来月には嵐のラストツアーも控えているが、戦場になるであろう駐車場を見渡すと非常に平和だ。ALGSはあまり地元の札幌市民が来ない傾向にあるのか、チケットはかなり売れたらしいのに、駐車場はガラガラである。

プレミストドームに乗り込むと、出迎えてくれたのは氷で作られたワットソンとネッシーだった。さすが札幌。来月にはさっぽろ雪まつりも行われるが、伝統的とも言える氷彫刻の技術である。
こんな芸術を見せられたら、ワクワクしないはずがない。札幌ALGS、粋なことをしてくれるものだ。

辺りは一面APEX色。世界大会ともなると装飾もかなり本気である。普段ならサッカー選手を映しているモニターも、本日は出場選手を順番に映していた。


中に入ると、開始一時間前だというのに、すでにたくさんの人が座って開演を待っている。ここまで熱気のあるeスポーツイベントが、日本に他にあるだろうか?

Gen.G Esportsのグループラウンド勝利を見届けることができたが、やはり勝利時の熱気と、設備を使った演出は感動するほどすごい。日本でeスポーツ大会の“この規模の演出”を見られるとは思っていなかった。
試合の観戦シーンはメインコンテンツであり、とてもすごいが今回さらに感動したのがドームの残り半分を丸々と使った物販エリアである。
次回は物販エリアで見た、ALGSが日本一の規模を誇るeスポーツ大会である所以について語る。
後半へ続く。